きゃりくらし
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転職成功の鍵は入社後!好印象への初期行動ガイド

前回の記事では
転職活動に必要だったもの、不要だったのものをまとめました。

今回は転職し、入社後に行うことリストについて書いていきます。

主に大事な期間の入社後最初の3日間、30日間でやることを書きます。

最初の3日間

自己紹介

入社してすぐ自己紹介の場があります。

オリエンテーションがあれば、まずは同期入社の人向けにあります。

最初から配属先へ勤務の場合はチーム全員へ自己紹介となります。

最初の印象は大事です。

この自己紹介を聞いて、チームの皆はどのように接した方がいいのか
感覚的に決めて行きます。

ぶっつけ本番で口ごもったり、何を言っているか分からない状態では
伝えたいことも伝わりません。

事前に話す内容のトピックだけでも頭に入れておくとスムーズです。

自己紹介の目的

転入者自身から見ると

・自分がどんな人か伝え、その後のコミュニケーションをとりやすくする

これに尽きると思います。

そのためにも、

・自分の経験(前職で何をしていたか)

・その会社に入社した経緯

・パーソナルな情報(性格、趣味)

これらを1〜2分で簡単に話せるといいです。

受け入れ側からすると転入者がどんな人なのか、できる人なのかと
良くも悪くも期待を持っているのでしっかり話し切ることが大事です。

また、話過ぎても「話の長い人」と捉えられかねないので
質問や、後からコミュニケーションで補えばいい程度で話すようにしましょう。

ちなみに、がっつり自己紹介を準備するのであれば
1分は300文字程度となります。

若干少なめにした方が当日余裕を持って話すことができます。

メンバーへの声掛け

入社する自分が期待と不安があるように、受け入れ側も同じです。

若手かミドル・ハイキャリアかで変わりますが、
少しはお手並み拝見と思われてることは間違いありません。

特に最初の3日間で自分の印象を与え
その後のコミュニケーションを円滑に出来るようにしましょう。

この最初の印象で、受け入れ側を安心させ、
支援したいと思ってもらえるように接しましょう。

待ちの姿勢は良くありません。

いち早くメンバーの名前を覚えて、

「〇〇さん、よろしくお願いします」と

自分から声を掛けましょう。

受け入れ側が常に転入者へ気をかける時間はありません。

通常業務をしつつ、状況を見ながら転入者の様子を確認することになります。

ここで待ちの姿勢だと「何もしない人」と捉えられかねないので
自分から動き、コミュニケーションをとりましょう。

相談先を作る

最初の3日間でコミュニケーションをとりながら、
相談先を見つけましょう。

上司に全て相談することは難しい場合が多いです。

業務の中で些細な確認ができる人を見つけましょう。

これは同じチーム内であれば誰でも良いですができれば

・経験豊富で社内システムや組織を理解している

・上司と円滑にコミュニケーションが取れている

このような人へいろいろ相談して良いか
声をかけると良いでしょう。

気軽に相談できればその後の仕事にも効いてきます。

最初の30日間

最初の3日間で良い印象を与えたら、
より実践的なステップに移行します。

小目標を作る

最初の印象付け、関係づくりができたら、小目標を作りましょう。

この目的は、受け入れ側に意思を発信して、
仕事が出来るということを伝えるものです。

このためにもまずは上司と面談を組みましょう。

面談で確認したいことは以下です。

・メンバーのバックグラウンドの理解

・自分への期待値と現在のすり合わせ

・小目標の設定

メンバーのバックグラウンド

メンバーの理解は最初の3日間はかなり表面的なものです。

上司はメンバーのこれまでの経歴や人となりも把握しているので
そこを聞き、自分の理解に落とし込みましょう。

メンバーのバックグラウンドが分かれば、誰に何を相談するのが
最短なのか分かるようになります。

また同じ転職入社者がいれば共通の話題を持てるので
その人へ積極的にコミュニケーションをとることもできます。

自分への期待値と現在のすり合わせ

上司と入社にあたっての自分への期待値・期待する役割を
確認しましょう。

面接時に職務内容は伝えられているはずですが、
まずはそことのギャップが無いかを確認しましょう。

ギャップがあれば素直に伝え、埋めるように話すことが大事です。

その上で、その職務で何を期待しているのかを聞きます。

ここでも自分のスキル感とのギャップを確認しましょう。

これまでの経験から対応できる範囲、
経験したことがなくチャレンジとなる範囲を確認し上司とすり合わせします。

全て対応できそうな内容であれば、
様子を見ながらチャレンジする職務の追加を打診するような流れで
話すことも良いと思います。

小目標の設定

30日間で達成可能な小目標を設定します。

新卒入社であればかなり面倒を見ることが前提で受け入れます。

しかし、中途は前述したように「お手並み拝見」
と思われていることも少なからずあります。

冷たいことを言えば、受け入れメンバーの中には
「自分が欲しいと言ったわけではない」
と思う人もいます。

こういう状況を収めるために、小目標を設定し30日間のうちに達成しましょう。

こうすることで自分はその職場で成功体験を手に入れることができます。

そしてメンバーにも目標達成できる人と認識してもらうことができます。

目標はなんでも良く、

「プロジェクトの資料を完成させる」でも

「アポイントを〇件とる」でも

なんでも大丈夫です。

とにかく30日間で達成可能な目標にしましょう。

ちなみに私は前職と現職で以下の目標を立てていました。

前職「商談4件に参加し、商談の製品説明を一人でやりきる」

現職「展示会3件に参加し、製品のデモ説明を一人でできるようにする」

上記のように、できれば定量と定性どちらも入っていると達成しやすくなります。

定量の数字は上司もしくは、相談できる人に聞いて妥当性があるか確認します。

定性面は誰かに見てもらいながら完了できているか確認してもらいます。

小目標を設定したら、その小目標をチームメンバに伝えましょう。

チームミーティングがあるはずなので、そこで全員に伝え、
そこに向けて支援してもらうように自分の言葉でお願いしましょう。

ここまででできれば、組織にもかなり馴染めるはずです。

まとめ

最初の3日間

  • 自己紹介で好印象を与え、積極的にメンバーとコミュニケーションを取る。
  • 相談しやすい相手を見つけ、業務に関する疑問を解消できる環境を作る。

最初の30日間

  • 上司と面談し、期待される役割や目標を共有する。
  • 達成可能な小目標を設定し、チームに貢献できることを示す。
  • 組織の文化や業務プロセスを理解し、スムーズに業務に取り組む。

共通

  • 受け身ではなく、積極的に行動し、周囲との関係性を築く。
  • 目標達成に向けて計画的に行動し、成功体験を積み重ねる。
ABOUT ME
きゃりく
年齢:アラサー 住まい:関東圏 職業:会社員・営業職 趣味:筋トレと散歩
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