きゃりくらし
Career & Life
キャリア・仕事

第二新卒が知っておくべき転職エージェント活用術

前回の記事↓

第二新卒の転職、理想のキャリアを掴む転職術

転職のきっかけから、現在の転職市場の現状や、自身の失敗談を書いています。
また、転職理由の整理、企業研究の重要性、エージェントの活用など、
実際の経験談を書いていきました。

今回はその続きと転職の結果を書いていきます。

この記事を読むと以下がわかります。

・第2新卒の転職方法が分かる

・転職エージェントの選定方法がわかる

・登録すべきエージェントがわかる

自己紹介、記事の目的

アラサーのきゃりくらしです。
これまでの私のキャリアはざっくりですが、
中小の専門商社→ITベンチャー企業→大手IT
という流れで20代を過ごしました。

20代、キャリアに悩んだ時期もありました。
でも、2回の転職など
様々な経験を通して、
自分らしいキャリアを築くことができたと思っています。
同じように悩んでいるあなたに、
少しでもヒントになる経験や考え方をお伝えできれば嬉しいです。

エージェントの選び方、使い方

エージェントの種類

前回の記事で書いたように
エージェントをいくつか頼りながら転職活動をしました。

そのうちのエージェントも以下のように色合いが違います。

1.最初に面談だけし、あとは求人票を送付して終わりの人

2.面談後、面接を受ける企業の面接の情報を教えてくれる人

3.より踏み込んで、職務経歴の作成や転職理由の深掘りに付き合ってくれる人

大体3つに分けられます。
実際に3つ受けた感想としては、
初めてであれば3のエージェントを頼るのが良いと思いました。

初めてで転職理由や今後のなりたい姿をうまく整理し、
筋の通ったストーリーにできるなら頼らなくてもいいかもしれません。
ただ、このあたりが曖昧だと思うなら頼ったほうがベターです。

詳しい転職の結果は後述しますが、
結局私はスカウトの応募で内定が決まりました。

エージェントとは深く話をすることになりますが、あくまでも
ビジネス上の付き合いですのでこういう結末になっても
申し訳なく思う必要はありません。

エージェント選びの基準

主に3つの観点から選ぶと良いと思います。

・エージェント会社とそのエージェントの得意分野

・サポート体制

・担当者との相性

エージェント会社とそのエージェントの得意分野

エージェント会社にも得意不得意があります。

例えば外資系に強い、ITに強い、ベンチャーに強いなどなど
それぞれの会社が強みとする部分は違うのでよく調べて、
自分の目指す方向性と合うところに登録すると効率が良いです。

方向性が定まっていなければ色々と登録して
面談してみてその時に情報収集するのもよいでしょう。

私は主にITとベンチャーに強いところと大手の転職エージェントを中心に登録しました。

サポート体制

サポート体制は登録しないと分かりづらい部分です。
サポートといっても人によって求める部分は違うと思います。

例えば

・履歴書や面接のサポート

・いつでも連絡できる体制

などが人によって重視する部分で違うかなと思います。
私が一番頼っていたところは1のサポートが手厚く、
夜19時から面談開始し、20時までみっちり面接対策や
職務経歴の添削など週1~2回の頻度で行ってくれました。

ただ、2に関しては大手エージェントのほうがよかったです。
人数が多い分バックアップの体制がしっかりしていて、
担当が休みでも、質の変わらないサービスを提供してくれます。

その代わりあっさりしているなと思うこともありましたが
そこはトレードオフかなと割り切っていました。

複数のエージェントに登録するメリット・デメリット

このように私はいくつか登録して、その中から方向性の異なるエージェントを
絞って使うことをしていましたが、メリット、デメリットは以下です。

 

メリット

・幅広い求人を受けることができる

・自分に合ったエージェントを選ぶことができる

・セカンドオピニオンとして、エージェントのアドバイスの確かさを確認できる

 

デメリット

・求人が多く確認しきれない、応募まで気が進まない

・面談・面接が多くなりとかなり忙しくなる

・結局どうしたらいいんだっけと迷う

デメリットはメリットの反対になりますが、
実際複数エージェントを使う副作用はありました。

特に、「気が進まなくなる」と「忙しさ」は思っていた以上に転職活動に影響してきます。ただでさえ仕事を続けながら、仕事後に面談、そのあとに職務経歴の修正や
面接の対策、せっかくの有給も面接と忙殺されます。

そんなところに大量の求人が送られてくることを想像していただくと
気が進まなくなるのも想像に難くないでしょう。

エージェント利用の実際の流れ

私が一番頼っていたエージェントとは以下の流れで面接が進んでいきました。

1.エージェントの会社へ登録

2.担当者と面談

3.面談後いくつかの求人が送られてきて志向が合うか確認

4.再度面談し、どのような求人がよいか確認

5.合う求人が送られてきて応募(1~5の間にキャリアの深堀など)

6.書類通過後、面接官の情報、よくある質問をもらって練習

7.面接本番

1~4は最初の頃だけ、5~7は求人が送られるたび、面接通過するたびに
繰り返しながらブラッシュアップしていく流れでした。

上記はエージェントの種類の3にあたるエージェントとのやり取りです。
種類の1の場合だと上記の流れ1~3であとは個人で応募してくださいの流れです。

エージェントとのコミュニケーション

頼れるなと思うエージェントに当たったら
積極的に自分の情報を開示していったほうが
お互いのためになります。

自分の考えや、送られてきた求人が自分の理想に近いのか遠いのかははっきり伝えると、
エージェントもしっかり対応してくれるはずです。
また、ほかのエージェントを利用している場合はそれを伝えることも忘れずに。
あらかじめ伝えておけばけん制にもなりますし、
2重応募の危険も回避してくれようと確認してくれます。

・エージェントとの相性

上記のように当たりだなと、感覚的に合うなと思えればいいのですが、
逆だったらどうでしょうか。

その時は迷わず交代してくださいと言ってしまって大丈夫です。

交代しても合わない、思った求人が来ない場合は転職会社ごと変えることが
転職活動では効率的だと思います。

企業スカウトへの応募

大手の転職サイトであれば企業から直接スカウトが届く機能があります。
私はこれも利用してました。

エージェントとブラッシュアップした職務経歴書を
この企業スカウトのサイトにも
掲載して、
自分の望むスカウトが来るまで待つようなイメージです。

エージェントを利用することに比べて「待つ」タイプの方法ですので、
いますぐ転職したい人には向きません。
2,3カ月かけて転職できるのであれば利用はおススメです。

求人を受ける幅を広くできるほか、待つだけなのでここの手間はかかりません。
転職エージェントでブラッシュアップしたものをそのまま利用するだけです。

デメリットはいざ面接となった際に面接の情報がないことから、
想像しながら準備し、いざ本番という具体的な準備が難しいことです。

ただ、ここは慣れれば問題なくなります。
転職で聞かれることはある程度テンプレ化されているので
事前情報がなくても十分準備は可能です。

転職面接のテンプレ

よくある面接パターンはこのような感じです。

1.自己紹介

2.職務経歴

3.転職理由

4.志望動機

5.逆質問

大体の面接がこの流れです。

この2~5が応募企業が求める人材とリンクした
1つのストーリーで話せることが理想だと思います。
私が意識したテクニック的な部分は別記事でまとめようと思います。

転職結果

冒頭で書いた通り、私は転職エージェント経由ではなく、
スカウトへの応募で
内定、そのまま入社となりました。

転職エージェント経由も最終面接まで進んでいる企業がありましたが、
スカウトできた求人のほうが当時の自分にはやりがいの面で魅力的でした。

異業界となるIT業界への挑戦、ニッチだけどトップレベルのシェアを誇る製品の営業ということでチャレンジすることとしました。

まとめ

この記事では、私が第二新卒で転職するにあたってどのように転職エージェントを選び、あどのように転職活動を進めていったかを書きました。
転職活動は孤独で不安になりがちですが、
エージェントを上手く活用することで効率的に進めることができます。
この記事がこれから転職を考えている方の参考になれば幸いです。

ABOUT ME
きゃりく
年齢:アラサー 住まい:関東圏 職業:会社員・営業職 趣味:筋トレと散歩
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