きゃりくらし
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キャリア・仕事

第二新卒の転職、理想のキャリアを掴む転職術

前回の記事↓

【若手必見】専門商社で学んだ、信頼される営業の基礎

新卒で入社した会社で充実した日々を送っていた私ですが、
3年目にして初めての転職を決意しました。
あの時、私は上司との関係で悩んでいました。
同じように悩んでいるあなたに、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。

こんな人におすすめ

 ・第2新卒で転職を考えている

 ・職場環境で悩みがある

・どう退職、転職したらよいか分からない

自己紹介、記事の目的

アラサーのきゃりくらしです。
これまでの私のキャリアはざっくりですが、
中小の専門商社→ITベンチャー企業→大手ITという流れで20代を過ごしました。

20代、キャリアに悩んだ時期もありました。
でも、2回の転職など
様々な経験を通して、
自分らしいキャリアを築くことができたと思っています。

同じように悩んでいるあなたに、
少しでもヒントになる経験や考え方をお伝えできれば嬉しいです。

20代の転職市場

2024年5月時点の第二新卒の求人件数は、
2020年1月と比べて約129.8%増加しています。

株式会社フロッグ 求人市場レポート

都市により差はありますが、第2新卒も基本的には売り手市場です
企業側は喉から手が出るほど欲しい、そして自分たちの若手が流出しないよう
尽くさなければならないという状況でもあります。

私が初めて転職したのは2022年で、コロナに慣れてきた頃、
そして今よりまだ若手の転職がかなり多いというわけではなかった頃です。

また会社の雰囲気的にも、転職していく人が少ないこともあり、
「人が辞める」ということに慣れていない会社でした。

市場としては第二新卒の市場は今ほど活発ではありませんでした。
しかしコロナの特需によってIT業界においては第二新卒の採用を積極的に行っており、
結果的に私もIT業界へ飛び込むこととなりました。

退職を考えたきっかけ

何か明確なタイミングがあったわけではなく、チリツモというやつです。
東京03的に言えば「蓄積ー!」って叫んでいる通りの溜まり具合でした。
※YouTubeで「東京03 蓄積」でコントが出てきます

具体的には上司(課長)のパワハラ、モラハラになりますが、
いまほど〇〇ハラスメントが言われていないタイミングでした。
当時はパワハラかな??ぐらいの感覚でした。

彼なりの可愛がりだったとは今だと思いますが、
当時は、何か依頼されるたびに30分ほど立ちっぱなしで話をされるのも、
出張で意味もなく長距離運転させられたのも嫌で仕方がありませんでした。

他にも日々の業務でのやりとりからストレスが積もっていって、
気づけば家に帰ってからもなぜかイライラすることが多くなりました。

コロナは私にとっては不幸中の幸いで、
顔を合わせなくていいだけでも精神的にかなり助かりました。
また、外出禁止などあの頃は家で過ごすことも多かったので、
改めて自分の人生を考える余裕と時間ができたことも良かったです。

これを読んでいる皆さんもこんな余裕はあるでしょうか。
転職というよりも、自分どうしたいんだっけと考える時間があることは
かなり貴重で大切な時間だと思います。

いざ転職へ、でも挫折

このままでは自分が潰れるな、自分の思う人生じゃないなと思って、
転職を決意した勢いでいくつかの転職サイトに登録しました。

他にも所謂エージェントへ直接連絡したりとして、
キャリアアドバイザーやエージェントとの面談のあと求人が送られてきました。

エージェントに伝えていたのは

・できれば同じ業界

・営業職

・年収維持

というざっくりした内容でした。

送られてきたのは同じ業界ではないが、営業職で年収現状維持の仕事がほとんど。

こんなもんなのかーとか求人を確認しつつ、
エージェントに言われるがまま履歴書と職務経歴を作って応募することになりました。

最初に受けたのは同業界、営業職、年収維持という望み通りの企業でした。

書類は無事に通過し、いざ1次面接に臨むと、
ズバズバと質問され、たじたじになる結果になりました。
退職理由、志望理由、転職した先で叶えたいこと等など
今思えば基本的なことを聞かれました。

単純に準備不足、質問に耐えられるだけの経験や考えの整理不足でした。

この面接はなぜか通過しましたが、2次面接でも同じように深掘りに耐えられず、
返り討ちにあった気分でした。
さすがに面接は落ち、その他に3つの条件が揃うところは意外にも少なく
2つでも満たせられれば受けるという方針に変えました。

この一連の流れで2つの失敗をしています。

転職序盤でいきなり失敗

1つは転職の理由、志望理由、転職後の展望を
一つのストーリーで話せる状態にできていないこと。

転職の第一の理由は上司との関係で、それ以外に言われてもな、、
と半ば意地になって考えていました。

ただ、面接官が聞きたいのは納得できる理由が聞きたいと思っているだけなので、
本音は上司との関係だけど、さらに優先度の低い理由を建て前として転職理由から
作ることで嘘はつかないストーリーを作れます。

例えば

1.長期のキャリア形成を考えて、より成長性のある業界で働きたい

2.1の補足として、営業としてより成長していきたいと考えている

3.今の職場でも一定の成長は感じている

4.ただ、今いる業界の成長は考えづらく、周囲の先輩を見渡しても「成長」へ の意欲は感じられる環境ではない。

5.成長は個人の努力と周囲の環境、業界の伸びが合わさることでできると考えている

6.そこで今いる環境が私の思い、キャリアにとって適切か考え直した

7.そんな中、成長している業界で急成長している御社なら自分にとって最良の機会でかつ御社にも貢献できると思った。

雑ですが一連の流れは上記のようなものです。

最初から結論を延べ、あとはいかに結論を納得させられるストーリーを話し、
最後に結論の後押しをする流れです。

2つ目は応募企業の募集職種への理解が足りていないこと。

就活と同じ部分ではありますが、
第二新卒だとこの部分は少しレベルの上がる部分かなと思います。

営業→営業の転職であれば営業の流れの基礎は分かってて当然、
さらにその企業の営業が何を誰にどのように販売しているのかを調べて
理解する必要があります。

これができているかできてないかで、面接で話す内容の深さが全然違います。
ここを押さえておくだけでも1つ目の失敗の筋の通ったストーリーの説得力が増します。

この2つの失敗の対策は何も一人で考えて対策したわけではありません。
分からないことだらけでしたので、複数の転職エージェントをひたすら頼って
面接の準備、フィードバック、次回への対策を繰り返していきました。
そのうちにこういう感じでやればいいのかと分かるようになっていきました。

ここまでのまとめ

・第二新卒の市場は売り手市場が続いている

・転職理由は気にせず、自分のなりたい姿、人生をイメージする

・転職理由+志望理由+なりたい姿は1つのストーリーにまとめる

ここまで新卒入社の会社からの退職の決意、転職活動開始を振り返って
必要だと思う準備や考え方をまとめました。
これから第二新卒として転職を考えていたり、
新卒入社したものの、すでに転職がどんな感じか気になる方に
参考にしていただければ嬉しいです。

次回はこの1回目の転職の続きと結果を書いていきます。

ABOUT ME
きゃりく
年齢:アラサー 住まい:関東圏 職業:会社員・営業職 趣味:筋トレと散歩
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