きゃりくらし
Career & Life
キャリア・仕事

20代で2回転職した私が、キャリアアップできた理由

前回の記事では、ITベンチャーで経験できたことや
大変だったことなどをまとめました。

今回は20代で2度目の転職について書いていきます。

この記事を読むとわかること

・短期間で2度の転職が与える印象

・転職理由の答え方

短期間の離職・転職 ぶっちゃけどう?

前回の記事で入社したITベンチャーですが、
2年で退職しています。かつ20代にして転職2回目です。

その時の転職ですが、ぶっちゃけ1回目の転職よりも
有利に進められたと思っています。
結果としても年収・ワークライフ共に向上しました。

現職は1年経ちましたが、入社して本当に良かったと思っています。

エージェントの見解を聞く

転職の気持ちが固まり始めた頃に、
リクルートエージェントの方と面談をして
2年での離職・転職についてどう捉えられるか聞きました。

返ってきたのは

「2年であれば短期離職にはならない。
ただ、前職も含めて3年ほどで退職に至った経緯を
説得力ある形で説明できる必要はある」

とのことでした。
短期離職はおおよそ半年ほどでの離職という認識だとのこと。
でも1年ぐらいいないとキャリアとしてプラスには語れない、
応募者としても語りづらいでしょうとも話していました。

実際私の面接の時も、新卒入社の会社、2社目の会社それぞれの
入社理由と退職理由はほぼ100%聞かれました。

退職理由の答え方

実例が一番わかりやすいと思いますので
内定をいただいたプライム上場企業の
1次面接用に準備した理由を記載します。

質問

これまでの転職理由(複数の場合は全て)は何ですか。

答え

1社目はパワハラと深夜残業の多さ、
現職は会社への不安と成長性への疑問です。

中長期的に私のキャリアと人生設計を考えた時に、
より成長性の高い企業で働きたいと考えています。

現職でも成長を感じてはいるものの、他部門の事業縮小の可能性や、
残業代の未払いが発生したこともあります。

私は自分自身の成長は個人が努力することと
業界や企業の伸びを掛け合わせることで実現できると考えています。

そこで、現職を続けることが最適な判断なのかを考え、
転職を決意しています。

その中で伸び代のあるIT業界で
毎年平均○%の営業利益を出している御社であれば
現状の課題、転職軸を実現し、貢献することができると考えています。

ざっとこんな感じです。

最後は応募企業に寄り添った回答にしていますが、
自分自身の成長は〜の文章までは大体テンプレとして
使っていました。

転職が複数ある場合はどっちもの理由を聞かれますが、
深掘りされるのは現職の方なので、現職以外は簡単で大丈夫だと思います。
また、パワハラの理由がいいかは企業によりますが、
あまり深く突っ込まれない理由でもあり、
言うのは問題ないかなと思います。
突っ込まれるとしたら、それにどう対処したか?という部分でした。

また、上記のような回答をするとおおよそ以下の追加の質問がきます。

・あなたの中長期的なキャリアプランは?

・現職で成長を感じづらくなっている原因は?それに対策を行ったか

・転職軸を教えてください

どの面接でも聞かれる部分ですが、
転職理由はある程度テンプレにしたほうが、
その後の展開が読みやすく、余裕を持って答えられると思います。

もちろん、深掘りされた質問への回答は
応募企業に合う内容で返すことは必須です。

例えば、キャリアプランの質問に

「1年後には役職につきたい」と答えても
応募企業が5〜10年でようやく役職がつくような企業の場合、
キャリアと昇格スピードのアンマッチと思われます。

こういった部分は事前に下調べをして、深掘りされるならどこか、
その答えは、、というように準備しておきましょう。

転職のスケジュール

今回の転職は転職市場としては早めの
10月頃からスタートしました。

10月:エージェントに登録・情報収集
11月:職務経歴書、基本の面接対策、面接開始
12月:本命企業受け始め
1月:最終面接&内定

現職と並行で行ったため4ヶ月ほど掛かりました。

でもこのぐらいで余裕のある転職活動になると思います。
エージェントとの対策もじっくり行えますし、
本命への対策や情報収集も十分にできます。

12月・1月の最後の2ヶ月は怒涛の面接ラッシュでしたが、
有給を使ったり、リモート面接にしていただきながら
何とかやり切りました。

内定2つで悩んだ

入社した企業の他にもう1社から内定をいただきました。
どちらも甲乙付け難く、しかもそのもう一社の方が
迅速に内定まで出していただけたこと、
内定後の面談でも本当に来てほしいという思いが
ひしひしと感じられかなり心が動きました。

当時の判断基準で、

後からでる企業で内定&年収に50万以上差があれば
後からの企業に決めようと思いました。

この時提示された想定年収は500万でした。

どちらもプライム上場、売上・利益ともに上がり続けているIT企業、
そしてパートナー営業かつチームでの動きが期待されるポジション
どちらに行ってもいい選択になるとしか思えませんでした。

最終的には後から内定が出た企業へ決めました。
判断基準を大幅に上回る年収の600万でのオファーでした。
まさに即決でした。

自分の経験をそこまで評価して頂けたのは純粋に嬉しく、
さらに頑張ろうと思える内容でした。

転職軸、応募企業でやりたいことにブレがなかったからこそ
最後にはいい悩み方で転職を締め括ることができました。

そもそものきっかけ

2社目に入って転職しようと思った本当のきっかけは
結婚が視野に入ってきたことです。

もちろん上記の理由のような会社の不手際があったことも事実ですが
もう少し整った会社に行くのが正攻法かなと思うようになりました。

他にも、個人営業スタイルに飽きていたという部分もあります。

SaaSの新規営業でかつパートナー営業でしたので
どのくらいやれば売上どのくらい取れるか分かりやすく、
自分の勝ちパターンをひたすら回すみたいな感じになり、
別の営業スタイルをやりたかった思いもあります。

そこでチーム営業ができるスタイルの募集を
メインに探していきました。

現実的に守る部分と自分が仕事として楽しめる部分のバランスを
取れるように募集要項をよく見ながら応募しました。

使用した転職サイト・ツール

私が主に使用したのは

使い分けとしては

職務経歴書・面接対策:リクルートエージェント

スカウト待ち・応募:ビズリーチ

企業情報集め:OpenWork

このような使い分けで進めました。

リクルートエージェントに関してはいい求人があれば
応募して面接もしていました。
※エージェントさんのメンツもあるので。。

ビズリーチは課金する分、確かにいいスカウトは多かったです。
募集内容、条件共にOKと思えるものは多くありました。

また、最終的に大手3社で最終面接までいきましたが、
内訳はリクルートエージェント1件、ビズリーチ2件という結果でした。

企業スカウトで応募していたので、応募理由もそこまで深く聞かれず、
かつ募集側は一度こちらの経歴に目を通した上でスカウトしていることもあり、
よく話を聞いていただいているという感触が強くありました。
こう言う部分で転職を有利に進めることができたと感じました。

まとめ

1年以上経っていれば短期間に思える離職・転職であっても
不利になるとは言えません。

それまでに経験したこと、自分ができることを全面に押し出して、
応募企業の募集内容とうまくつながる受け答えができれば
優位に進めることができます。

皆さんもすぐ転職するのもな、、とか最低3年はと思い悩まず
今だと思ったのなら動いてみることをオススメします。

ABOUT ME
きゃりく
年齢:アラサー 住まい:関東圏 職業:会社員・営業職 趣味:筋トレと散歩
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